こんにちは、苅草学院五反野校です。桜もすっかり散って、新緑の季節の気配を感じられるようになりましたね。
新入生の皆さま、ご入学、ご進学おめでとうございます!
新しい制服、新しい環境、新しい生活にはもう慣れましたか?
まだまだわからないことばかりで、不安や心配が多いことでしょう。
そこで今日は、そんな気持ちを取り払うためのお話をしていこうと思います。
また、これらの話は、今からでも勉強を頑張っていきたいと考えている2年生、3年生の方にも、是非、読んで頂きたいと思います。
心機一転!新しいスタートを切るきっかけにしてください。
1 テストがいつなのか知っておこう! ~中間テストまで、あと60日~
小学校と中学校の決定的な差といえば、大きなテストがあることです。足立区では1学年を前期と後期に分けていて、それぞれに中間、期末の合計4回の定期テストがあります。
前期中間テストに向けて、国語・数学・英語・社会・理科の5教科を勉強しなければなりません。足立区の中学校では、6月の半ばごろ、早ければ6月になってからすぐに実施されます。
あと2か月、60日ほどです。連休もありますので、あっという間にテストの日になってしまいますよ。
2 まずは授業をしっかり聞く ~すべては基本から~
授業は集中して取り組む。特に大切なことを挙げると…
・ノートをきちんととる
・プリントは常に整理しておく
・その日のうちに復習をする
・宿題は必ずやる
・プリントや学校から出された問題集(ワーク)などの提出物は必ず提出する…
などなど。
これらの中でも特に頑張ってもらいたいのがプリントやワークなどの提出物。いくら授業をしっかり聞いていてもこれらの提出物をいい加減にしてしまうと内申が取れません。
内申というのは、つまり通知表を科目ごとに点数化したもので、1番良いのが5、一番残念なのは2です。
1は?………1は絶対にとってはいけない点です。ただ、上記のことを一つ一つしっかり取り組んでいれば大丈夫です。
きちんと取り組んで、出来れば内申は4以上をとれるよう頑張りましょう。
3 宿題だけではダメ ~自学自習~
学校や塾の宿題をするのとは別に、少しずつ自分だけの勉強時間を作ってみましょう。
今から毎日30分ずつ勉強するだけでも、60日あれば30時間の積み重ねになります。2時間ずつやれば120時間の差がつきます。
しかし、本当に大切なのは、「何をするか」です。
そこで、まずは、教科書を読んでみてください。
えっそれだけ?と思うかもしれませんが、ほとんどのテストの問題は、教科書をもとに作られています。
何度も聞いた音楽をそらで歌えるように、何度も読み返して、読み込んで、すべて言えるくらいに覚えてしまいましょう。
その後、学校のワークを使って自分の知識が確かなものになっているか、実際に問題を解けるかどうかの練習も行いましょう。教科書をきちんと読み込んでから取り組めば、ワークにかかる時間も短く、より効果的に進めることが出来るはずです。しかし、テスト前になってあわてて取り組んでいるようでは時間が足りません。授業で習ったページからどんどん進めていきましょう。出来れば3周以上ノートに取り組んでから、実際に書き込みをして提出に備えましょう。
国語・社会・理科はこれが出来ているかどうかだけでもかなり違ってきます。
英語はこれに加え、読むだけでなく、発音、声に出すという練習もしておいてください。
また、単語の書き練習も必須です。
数学は、誰よりもたくさんの問題を解いていくことが重要です。
ただし難しい発展の問題ではなく、基本の計算を、まずは完璧にしましょう。
自力でミスに気付き、なくしていくことが出来れば、応用・発展問題もおのずとできるようになっていきます。
4 これダメ! ~間違った勉強法~
「どれだけやったか」というのは確かに重要ですが、量より質、とも言いますよね。せっかく時間を使ったのに、きちんと身に付いていなければ水の泡になってしまします。
・ながらはダメ!
「YouTubeで音楽を聞いているつもりで動画を流しながら…」「テレビを見ながら…」の勉強は、やったフリになってしまいがちです。
本当に集中出来ていないことの方が多いです。
勉強の時間の半分を、音楽や動画を探す時間にしていませんか?
・自分に合わないものを選んではダメ!
難しい問題集をいっぱい解こうとして失敗してしまうこともあります。まずは基本的な問題をスピーディに解けるようにしていきましょう。
・やったことだけに満足してしまってはダメ!
テスト勉強はちゃんとしているのに…という生徒に多いのが、丸付けをして満足する、まとめノートをつくったままにする、などなど。これらは勉強の側面よりも作業の側面の方が大きく、頭にはあまり内容が残りません。頭に内容が残らなくては、当然テストで点数を取ることは難しいでしょう。たとえば丸付けをして×になったところは○になるまで繰り返し解いていく、まとめノートを作ったらそれを読んで完全に覚えこむなど、次のステップにつながる勉強のベースにしていきましょう。
・わからないままにしてはダメ!
「あ、なんかそこ授業で聞いた…ような気がする…から多分大丈夫…かな…」みたいな状況、ないですか?自信をもって「わかった!」と言えるよう、疑問点はテストまでに解決しておきましょう。苅草学院では質問にも答えますし、土曜日は自立学習教室もあります。これらをどんどん活用して「分からないことなどない!」と言えるようにしておきましょう。例えば「自分だったらこのように説明する!」などのシミュレーションが出来るようになればベストですね。
これらは決して難しくないことばかりです。
当たり前のことをきちんと、丁寧に行うことが、成績優秀者への第一歩です。
ここに挙げたのはあくまでも一例ですから、これらを参考に、テストに向けての勉強をすすめていきましょう。
また、どのような内容のテスト?難しいの?などの不安を感じることもあると思います。
苅草学院では初めての定期テストに向けたテスト対策も授業に盛り込んでいます。テストに向けての問題練習やテストに出やすいところの補強など、万全の態勢で初めてのテストを全力サポートします!
頑張ってください!