理事長ご挨拶

理事長 苅草 國光
子供たちはこうして生き方を学びます

「人間への希望」を胸に

苅草学院が本木の地に産声をあげて、今年で 63年になります。また、2008年には舎人に、2012年には西新井に本格的な学び舎を建設いたしました。学院には、教育には変わらざるもの(変えてはいけないもの)、すなわち一貫して流れているものがあるという信念、そして教育は常に具体的な実践であるという理念が、時を越えて脈々と受け継がれています。私たち教師陣は、以下の4つのミッションを掲げて、生徒や保護者に接し、信頼を得てきました。苅草学院は、これからも常に子どもたちとともに歩んでいきたいと考えています。

 

苅草学院のミッション”使命”

①学院生一人ひとりを「もっとできる」ようにする。

苅草学院に期待されているのは「苅草学院に通えば今よりもっと学力が向上する」ことです。生徒が苅草学院に通う目的が「受験」 であれ「補習」であれ、一人ひとりを「もっとできる」ようにすることが、苅草学院の社会的使命であるとさえ言えるのです。

②学院生のやる気(学習意欲)を醸成する

やる気(学習意欲)なくして、「もっとできる(わからないことがわかるようになる/ 学力が向上する)」ことはあり得ません。苅草学院という学習塾は単に知識や受験技術を伝える場ではなく、学院生一人ひとりの血肉と化すのに欠かせない「やる気(学習意欲)」を醸成する役割をも当然担うべきなのです。

③学院生の「わかる/できる」に責任を持つ

学院生が「わからない/ できない」ことに対して、苅草学院の教師に一切の言い訳は許されません。学院生を「わかる/できる」ようにするために授業料をいただいているのであって、単に「授業をした」という事実に対してお金をいただいている訳ではないのです。

④保護者に対するコミットメント(深い関わり)を通じて社会へ貢献する(社会で必要とされる人材を育成する)

授業料は学院生個人からではなく、保護者から支払われています。このことを踏まえると、苅草学院は「一人ひとりの保護者の望み」を充分に理解した上で学院生への教育を実践する必要があると言えます。「一人ひとりの保護者の望み」に通底するのは、「子どもが社会で必要とされる人材になって欲しい」ということでしょう。苅草学院の使命は学院生一人ひとりが「社会で必要とされる人材」として成長し続けるための「智恵」と「知識」を教育することで、社会に貢献することなのです。